LGWAN リモートアクセスサービス

SYNERGYの「LGWANリモートアクセスサービス」は、地方公共団体情報システム機構(J-LIS)の承認を受けたLGWAN-ASP利用モデルのリモートワークサービスです。

自治体DXの促進

地域課題の複雑化や災害対応などで、自治体業務は増大しています。
長時間労働の解消、住民サービスの充足・拡大のためにもICTやDXの活用で業務効率化を図る必要があると言えます。

長く自治体向けソリューションを展開している弊社は
LGWANでのリモートワークサービスを開発しました。

自治体でのリモートワークが進んでいない現状があります

自治体での業務環境は行政独自の閉域網 「LGWAN」 内にあるため、インターネット経由でアクセスできません。リモートワーク(テレワーク)を行いたくてもできない状況がありました。

  • LGWAN接続の手段として、閉域SIM、VDIの導入は機器の調達に時間がかかる
  • 在宅勤務を行おうにも、個人情報が入ったノートパソコンは庁外への持ち出し禁止
リモートワーク
リモートワーク

庁外からインターネットでアクセスできれば

場所にとらわれず、出張先や自宅から業務ができます。
  • 出張先から、自分のパソコンのローカルにある資料や、庁内のファイルサーバの資料を確認することができます。
  • 豪雨・台風などで自宅待機。出勤できなくても業務を継続できます。
  • 静かなリラックスできる環境で、集中して作業。生産性の向上に繋げられます。
LGWANリモートワーク
自治体テレワーク
育児中や介護中の職員が働きやすくなります。
  • 育児や介護で就労をあきらめていた方にも。
  • 障がいを持つ方々の雇用促進に繋げられます。
  • 柔軟な働き方が実現することで、優秀な人材の確保が期待できます。
LGWANテレワーク
通勤時間が不要になり、時間の有効活用が可能になります。
  • 満員電車などの通勤の負担がなくなり、ゆとりを持って業務を行うことができます。
  • ストレスの軽減や運動などの時間を確保することで、健康増進が実現します。
  • 自由な時間が増えます。家族とのふれあい、趣味、資格勉強など、ワークライフバランスの充実に繋げられます。
リモートワーク

効果はその他にも

  • 職員様の感染症リスクの軽減に繋げられます
  • 障がい者雇用促進に寄与します
  • 集中できる環境で業務の効率化を図れます
  • 災害時の復旧対応等にも役立ちます

テレワーク方式についての国の意向

J-LIS承認

総務省はテレワークの方式としてLGWAN-ASPモデルを推奨しています。
LGWAN-ASPと同等のセキュリティ確保を前提に、インターネットを経由してLGWAN環境の端末にアクセスするモデルについても利用可、としています。

LGWAN-ASPコード:A831188
J-LIS LGWAN-ASPサービスリストは以下からご確認ください。

「LGWAN リモートアクセスサービス」全体イメージ

インターネット回線から弊社のデータセンターを経由しLGWANへ接続。庁内で使用しているご自分のパソコンを操作することができます。
LGWAN-ASPでのクラウド運用。低コストでの導入が可能です。

LGWANリモートワーク

ブラウザのタブ内に画面転送

ブラウザにURLを入力し、ログイン画面でID・パスワードに加えワンタイムパスワードを入力することでアクセス。ブラウザのタブ画面に庁内パソコンのデスクトップが表示されます。

画面転送・リモートデスクトップ

タブ内に画面を転送。その中でキーボード・マウス操作が可能になり、庁内パソコンでの作業を遠隔から行うことができます。
操作側パソコンには庁内パソコンの画面を表示しているだけですので、操作側にファイルのダウンロードや、庁内側へのアップロードを行うことはできません
庁内パソコンのみで作業は完結し、情報漏洩を懸念することなく、リモートワークが実現します。※端末のセキュリティー対策は必要です。

主な機能

  • 貸与された端末や個人の端末とインターネット環境があればリモートアクセスが可能に。
  • 1台5分~10分程度。庁内PCと庁外PCそれぞれにツールのインストールを行うことで使用することができます
  • Google ChromeまたはMicrosoft Edgeなど、HTML5対応ブラウザで操作可能です
  • ワンタイムパスワードは、お手持ちのスマートフォンに専用アプリをダウンロードしていただき、それを用いて発行します
  • インターネット間の接続は暗号化され情報漏洩の恐れはありません。また操作しているクライアント端末にファイルなどのダウンロードはできません
  • アクセス中の庁舎内端末の画面はロックされ、外部から確認することができない仕様です

機能紹介

ワンタイムパスワードでセキュアなログイン

ワンタイムパスワードによる多要素認証
「ワンタイムパスワード」とは、一回限りの使い捨てパスワードを意味します。
認証の度に異なるパスワードを毎回生成し使用するため、不正ログインを防ぎ高い安全性が保たれます。

ワンタイムパスワードによる多要素認証

スマートフォンアプリを利用したワンタイムパスワード認証

スマホによるワンタイムパスワード
【事前準備】

  1. スマートフォンに「Google Authenticator」アプリをインストールします。
  2. リモートアクセスログイン時、初回のみ端末の画面にQRコードが発行され、スマートフォンで読み取ります。
  3. 読み取り後、アプリを起動するごとにワンタイムパスワードが生成されます。

※QRコードは初回のみの表示です。再表示が必要な場合は管理者サイトで操作を行います。

メールを利用したワンタイムパスワード認証

【管理者サイトで設定】
ワンタイムパスワードを送付したい宛先のメールアドレスを設定します。

電子透かし機能(スクリーンショット抑止)

スクリーンショットを抑止するための電子透かし機能
LGWANリモートアクセスサービスでは庁内端末のファイルの持ち出し、コピーを禁止することができますが、クライアントPC画面のスクリーンショットにより、画像の情報が持ち出されてしまう懸念が残ります。
その対応策として、クライアントPCの画面上に電子透かしでログインユーザ-の情報を表示します。万が一情報が持ち出された場合の追跡にも有効な機能です。

画面全体に電子透かし文字が表示されます。
画面全体に電子透かし文字が表示されます。
識別文字が表示され、いつ、どのクライアント端末から取得されたものか判別できます。
識別文字が表示され、いつ、どのクライアント端末から取得されたものか判別できます。

  • ログイン日時
  • ログインユーザー名
  • クライアントMACアドレス
  • クライアント端末名

セキュリティソフト検知

クライアント端末のセキュリティソフトの有無を検知
ユーザーがリモートアクセスを行う際に、クライアント端末にセキュリティソフトがインストールされているか自動判定し、検知されない場合は接続させません。

セキュリティソフト検知

接続を許可するセキュリティソフトの設定も可能です。有料版のソフトのみ対象にすることもできます。

ユーザーアカウントの設定を行う管理者機能

本サービスは導入するライセンス数の同時接続が可能です。例えば100ライセンスで同時に100人リモートワークを行うことができます。
導入後でも、誰をリモート勤務に指定するかの設定を自治体の管理者で行うことが可能です。

利用する職員を変更

業務の都合や新型感染症の影響などで、リモート勤務者を変更したい場合、ユーザー編集メニューで設定することが可能です。
年度ごとの人事異動の際などは、TSVファイルでの一括設定も行えます。
ユーザー一覧
ユーザー一覧

利用者のアクセス状況を確認

どのユーザーがいつ、どれだけ接続したかを確認することが可能です。アクセス履歴一覧メニューに、利用時間、クライアント端末のIPアドレスなどを記録。不正利用が起こった場合の追跡や、抑止にもつなげることができます。
アクセス履歴一覧




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